建設産業人材確保・育成協議会 建設産業 担い手確保・育成 取り組み事例集

2017年04月06日更新

事業の名称 神奈川県立磯子工業高校キャラバン(平成29年3月8日)
事例ID 4481
事業者名 (一財)建設業振興基金
ホームページ http://www.kensetsu-kikin.or.jp/
所在地 〒105-0001 東京都港区虎ノ門4丁目2番12号 虎ノ門4丁目MTビル2号館
電話番号 03-5473-4572
実施エリア 関東エリア 神奈川県 実施年度 平成28年度
取組区分 広報・イベント等, キャリアレッスン・出前講座 対象者 高校(工業高校)
事業の目的 若年層への建設業の魅力や役割を伝える
事業の実施体制 神奈川建設重機協同組合
全国クレーン建設業協会 神奈川県支部
建設産業戦略的広報推進協議会
(国土交通省、(一財)建設業振興基金)
関東圏専門工事業担い手確保・育成推進協議会(夢協)
事業内容 【座学】
「建設業について」 
講師:建設産業戦略的広報推進協議会事務局
パワーポイント資料や建設業界ガイドブックを使用しながら、建設業の概要について説明を行った。

「移動式クレーンあれこれ」
講師:神奈川建設重機協同組合
クレーンの種類について説明を行った。

「クレーンオペレーターの1日」
講師:(株)多摩川機工
入職2年目の女性オペレーターによる、目指したきっかけ、1日のスケジュール、楽しいこと・辛いこと、給料について説明し、質疑応答のコーナーでは生徒からの質問に回答した。

【体験】
「パネル教習・デモンストレーション」
講師:(株)多摩川機工
クレーン操作と玉掛けについての説明と、デモンストレーションを行った。

「実技実習」
講師:三協重機(株)、神奈川重機(株)、佐藤機工(株)
1人につき6、7分で、クレーン操作と、玉掛け作業の体験実習を行った。
参加者数 神奈川県立磯子工業高等学校 建設科建築コース2年生 36名(男子34名 女子2名)
事業成果1 講義の時間も実習中も熱心に取組み、生徒たちからも好評なイベントとなった。後日、生徒全員に「クレーン車出前授業体験感想文」を提出してもらい、以下のような感想が挙げられた。また、このイベントを親や友人に話したところ、関心や興味を得られたとの回答が多く寄せられた。

・「建築の仕事の中にも、たくさんの仕事があり、種類が多いことが分かった」
・「操作を褒めてもらえて嬉しかった」
・「もっといろいろな操作をしてみたかった」
・「1年の時、出前授業を見学していたので、2年生になって自分たちが体験できるのが楽しみだった。不安もあったが、皆さんが優しく教えてくれたのでとても嬉しかった」
・「重機オペレーターになりたいと思っていたので良い経験ができた」
・「女性でも働きやすい職種があることがわかった」
・「建設業は「3K」のイメージだったが、講義を聞き、実際に体験すると「3K」は感じられず、イメージが良くなった」
・「『手が大きいので2本のレバーを同時に操作できる』と指導してくれたオペレータの方に言われ、自分はオペレータに向いているのではないかと思い、それに気づけて将来の選択肢が広がった」
・「建設業には女性が少なく、私自身も”働く”ということがはっきり分かっていなかったので、実際に働いている女性の方の話が聞けて、質問もできて、とてもためになった」
・「他の職種もいろいろと体験できれば、自分の将来の選択肢や人生の道がもっと増えていくのではないかと思った」
・「クレーンオペレータは自分に合わない、興味がないと思っていたが、体験してみると自分に合うのかも知れないと感じ、興味を持った」
事業成果2
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